札幌市で防犯カメラを導入する際に注意するべき3つのポイント

意外と知られていないことですが、札幌市は、世界で1番の豪雪都市です。年間500cmを超えるほど雪が降る都市に、200万人近くが暮らすという世界でも稀な地域だったりします。そのため、防犯カメラを導入するにあたっても、いわゆる寒冷地や積雪地域ならではの注意点が存在します。 そこで今回は、札幌市もとい寒冷地において防犯カメラを導入する際に注意するべき3つの点をご紹介します

1.防犯カメラの動作温度を確認しましょう

当然のことかもしれませんが、防犯カメラは精密機器です。パソコンやスマートフォンに関しても気温が低い状況下では、想定してるパフォーマンスを発揮しないことがありますが、防犯カメラも同様です。特に防犯カメラの場合、屋外に設置するとなれば直に気温の影響を受けることになります。そのためお住まいの地域にもよりますが、札幌市では、最低でもマイナス10℃。理想を言えばマイナス20℃の環境下でも動作するカメラを選びましょう。夏に買って動作していたが、冬になって知らない間に電源が切れていた。なんてことが起こらないためにも、必ず動作温度を確認した上で購入するようにしましょう。

2.設置位置に注意しましょう

防犯カメラをどこに設置するのか。防犯カメラを導入する上で、1番に難しい点が実はそこです。屋内に設置するにせよ屋外に設置するにせよ、できる限り高い位置に付けたいという要望が多いのは事実です。が、あまりに高い位置に付けると点検の際や故障の際に余計な費用が発生する可能性も出てきます。かといって低い位置だと手が届いてしまったり、そもそも見れる範囲が限られてしまいます。特に雪が降る札幌市では、夏と冬とで外の景色も大きく異なり、死角が生まれやすいです。高さでいえば4メートル辺りが理想で、7尺の脚立を梯子にしてようやく届くくらいの高さです。
他にも雪や雨のことを考えると、できるだけ軒下などに付けられるのがカメラにとっては理想です。必要な場所を常に映るようにするだけでなく、長く使うことも念頭に置きながら検討することで、本当にベストな位置に付けることができるのです。

3.夜間の映像を確認しましょう

札幌市は冬、日が登っている時間が短い年です。年の瀬になれば、16時を過ぎる頃には既に日が沈んで暗くなります。そこで重要になってくるのが、夜の映像です。基本の基として、赤外線機能を有するカメラを選んでいなければ、そもそも夜に映像を見ることができません。そして赤外線が届く距離はカメラによって変わってきます。設置場所から距離が離れた場所を見ている場合、その距離も重要になってきます。また、夜間でもカラーで録画したい場合には、照明機能付きカメラを選ぶ、あるいはカラーの最低照度が低いカメラを選ぶ必要があります。照明とカメラを別でつけることも現場によってはありますので、何を見るためのカメラなのか、どんな目的で使うカメラなのか、導入にあたりその部分を明確にしておく必要があります。

以上が、寒冷地で防犯カメラを選ぶ際の注意点です。現在はネット通販などで手軽に購入できるカメラもあれば、専門の業者を挟み高額で高性能なカメラもあります。いずれにしてもカメラの導入は、安くはない金額が絡んでくるため、慎重に検討する必要があります。実際に買った後で想定していた位置に付けらなかったり、期待した性能を発揮しなかったりが判明したからと言って、そう易々と買い換えられるものではありません。
防犯カメラを設置する上で注意すべきことは、まだまだあります。買ってから後悔しないために、一度専門の業者に相談することをおすすめします。

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